Whirling Meditation 
ワーリング瞑想
 <60分> 
スーフィー(イスラム神秘主義)に伝わる古い技法のひとつで、ただぐるぐると廻り続ける旋回を通して、内なる中心を見い出し、深いレベルでの変容をもたらす瞑想です。

■第1ステージ(45分間)
目は開いたままで、右腕を高く上げ、手の平を上向きにし、左腕を低く下げ、手の平を下向きにします。立っているその場で、時計と反対回りの方向にワーリングを始めます。身体をリラックスさせましょう。最初の15分間はゆっくりと回り、次第に速度を増して行きます。自分がエネルギーの渦になるように――周辺は嵐のように激しく動いていますが、中心には観照者が不動のまま沈黙しています。

■第2ステージ(15分間)
音楽が止まったら、身体が地面に倒れるのを許しましょう。うつぶせになり、ハラが大地と接触しているようにします。身体が、大地に溶け込んでゆくのを感じましょう。目を閉じたまま、受容的な感じで沈黙しています。


「スーフィーのワーリングは、もっとも古い技法のひとつであり、しかしもっとも強烈なもののひとつだ。たった一度の体験でさえ、あなたをまったく変えてしまうほど、深みのある瞑想だ。目を開けたまま、ぐるぐる回りなさい。ちょうど、幼い子どもがぐるぐる回り続けるように。あたかも、あなたの内なる実存が中心になり、あなたの全身は動く車輪、回転する“ろくろ“になったかのように。あなたは中心にいて、身体全体は旋回している」
                  OSHO

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